変わりゆく街の片隅で、今日も変わらず質実剛健なランチをいただく話

人間の三大欲求は、一般的に「食欲」「性欲」「睡眠欲」だと言われている。どれも生きるため・種が存続するために必要な物だということなのだろう。それだけ重要な欲求であるならば、みずから積極的に欲求を満たしてやる必要があるだろう。昼休みの時間が少し短くても、行きたいお店に足を運ぶのだ・・・。

 

 

本日のお店は、田町駅から芝浦口を出て海岸方向に向かったところにある。数年前までは、田町駅の芝裏口側といえばオフィス・工場・倉庫ばかりで住宅は殆ど見当たらなかったが、ここ10年くらいの間に、オフィス・工場・倉庫街の一部にタワーマンションが立ち並ぶ不思議な街並みとなった。数年前まではピーコック位しかスーパーマーケットが無かった筈だが・・・。辺りを見回しながら芝浦方向へと進んでいく。

 

芝浦食堂

 

目的地の「芝浦食堂」は東京モノレール 芝浦ふ頭駅の近くにある。ここは東京都港湾労働者第三宿泊所の建物内にあり、朝は6時半から営業している。昔は夜も営業していた筈だが、今は止めてしまったのだろうか。以前「夜食」と書かれていたはずの場所には貝のペイントが施されている。

 

芝浦食堂

 

宿泊所と書いてあるが、入り口はここだ。

 

芝浦食堂

 

やはり夜食は止めてしまったようだ。これも時代の流れだろうか・・・。

 

芝浦食堂

 

メニューの中から、欲求を満たしてくれそうな一品を選ぶ。日替定食が500円台~と、お財布に優しい。

 

芝浦食堂

 

この値段なら、迷わず「とんかつ定食」だ。券売機で食券を買い、カウンターで食事を受け取る。

 

芝浦食堂

 

キャベツは多めで、野菜が不足しがちな身にはありがたい。ご飯も程よく多めだ。

 

周辺に飲食店は多くなく、たまにある店を覗いてみるとプラス250円~程度することが殆どだ。そのためだろうか、お昼時にはサラリーマンで混雑している。
また、近所にオンワードがあるからだろうか。昭和な雰囲気の食堂とはマッチしない綺麗な女性が、ガッツリ昼食を取っていた。彼女は毎日来ているのだろうか。このギャップ、惚れてまうやろ。

 

ごちそうさまでした。

 

店名:芝浦食堂
住所:東京都港区海岸3丁目21-1 東京都港湾労働者第三宿泊所 1F
電話番号:03-3454-2609
営業時間:6:30~14:00(月~金)

 

コメント