四国旅行の話(香川編)

香川県に来たのは年々ぶりだろうか。おそらく、20~25年ぶりの筈だ。今回は台風が接近する中での滞在であったため、いろいろなことがあった。晴天時に行ったとしたら、もっと違った思い出が残っていたかもしれない。

そんな香川県で記憶に残っているところといえば・・・

骨付鳥

 

そもそも今回の旅行に行くまで「骨付鳥」なる物を知らなかった。wikipediaによると骨付鳥とは

骨付鳥(ほねつきどり)は、鶏の骨付きもも肉を焼いた香川県丸亀市のご当地グルメ。
塩とコショウとニンニクで下味付けした鶏もも肉を焼いたもので・・・

という物らしい。香川県に以前赴任していた友人・少し前に香川県に旅行に行った友人にお勧めの飲食店を聞くと、どちらも骨付鳥のお店を紹介してくれた。ご当地グルメは讃岐うどんしか無い物と思っていた私は行ってみることにした。

 

寄鳥味鳥

2018年8月23日の夕方、高松市に到着した。この日は台風20号が接近しており、高松市は大雨・洪水・暴風・波浪・高潮警報な具合だった。地べたのパーキングに車を停めておくわけにはいかないが、タワーパーキングが周辺に少ない。やっと見つけたタワーパーキングの店員は、制限車高まで十分な余裕があるにも関わらず、キャリア付きの車は入車お断りと言う。仕方なく30分位の時間をかけ、じつに12年ぶり位に車からサーフキャリアを外し、パーキングに駐車した。

こんな日は、外食は厳しいだろう。と思いつつも、お店に電話してみると「安心してください。やってますよ。」と言うではないか。横殴りの風が吹く中を暫く歩き、人通りの減ったアーケードを通り、店に到着する。

寄鳥味鳥

 

本当に開いているではないか。感謝と共に「おいおい、警報出てるのに大丈夫かよ?」という気持ちが頭をよぎる。せっかく来たのだが、早々に撤収しないとホテルに戻れなくなるかもしれない。急ぎビールと枝豆、キャベツと骨付鳥をオーダーして食べ始める。

寄鳥味鳥

 

なるほど、ビールによくあう。ゆっくり味わいたいところだが、残念だ・・・そんなことを考えながら食べていると、なんということか。このお店、時間が経つほどに客が増えてきて、いつしか満席になっているではないか。

寄鳥味鳥

 

我々は食べ終わると共に早々に帰ったのだが、それでも本当にバケツをひっくり返したような雨と強い横風だった。後から来たお客さんたちは無事帰れたのだろうか?

ごちそうさまでした。

寄鳥味鳥

 

店名:寄鳥味鳥
住所:香川県高松市兵庫町1-24
電話番号:087-822-8247
営業時間:17:00~22:00(オーダーストップ 21:00)

 

 

たあちゃん

台風が過ぎ去った翌日、お勧めしてもらったもう1つの店に行ってみることにした。高松市の中心部からは少し離れている。車で行くべきか迷ったが、ビールを飲まずにはいられないだろう。せっかくだし、ことでんに乗って行くことにした。

ことでん

 

なぜか車内はバーバーパパに包まれていた。

ことでん

 

そうこうしているうちに駅に付き、しばらく(かなり)歩くと、やがて店に付いた。

たあちゃん

 

 

腹を減らすには良い運動になったが、次回は歩いて行かないだろう。

たあちゃん

 

さて、随分とこだわりが感じられる店構えだ。
あらかじめ友人から「この店は鶏をじっくり焼き、提供されるまでに時間がかかるので、事前予約必須。」と聞いていたため、名前を告げて席に着く。店には自分たち以外の客はおらず、予約は不要なのではと思ったのだが・・・。後からその意味を知ることとなる。

 

たあちゃん

 

おすすめを受けただけあり、食事は美味しい。旨味が肉にギュッと詰まっている。店まで歩いたこともあり、アルコールの方もどんどん進む。

 

たあちゃん

 

しばらく食べていると、何組かの客が入ってきた。冷やしトマト、冷奴といったような “焼かない” 料理やアルコールは次々と出ているようなのだが、肝心の骨付鳥はすこぶるペースが遅い。また、店の親父さんも「じっくり焼かないと、この味は出ない。」ということなのだろう、ペースを変える様子は無い。入店時の雰囲気からも予約客では無いことは見て取れたのだが、やはりこのお店では予約は必須と考えた方が良いだろう。

 

たあちゃん

 

ごちそうさまでした。

店名:たあちゃん
住所:香川県高松市成合町16-9
電話番号:087-886-1967
営業時間:16:00~23:00

 

銭形砂絵

 

2018年8月23日、ホテル到着前に銭形砂絵に立ち寄った。

銭型砂絵

 

東西122M、南北90M、周囲345Mあるらしい。遠くからではイメージが湧かないため、少しだけ近くに行ってみることにした。

 

銭型砂絵

 

”立入禁止”の看板が立っているものの、意外なほどまで近くに寄れることがわかった。さすがに中に入ろうとは思わなかったが、本当に砂でできていることに驚いた。ニュースになっていなかったため大事にはならなかったのだろうが、台風の影響は無かったのだろうか。毎年2回「砂ざらえ」として銭形を整えているらしいが・・・。

まさか、固められているなんて事は無いと思うが・・・。不思議だ。

 

コメント