数年前に、コールマンのクアッドLEDランタンを購入した。アウトドアショップ店頭で見かけて、気になっていた物だ。このモデルだ。
幸いにも、これまで災害時の緊急用として使ったことは無く、もっぱらキャンプやバーベキュー時など、レジャー用として使用している。電源として単一電池が8本必要なため、使用にあたっては多少の意気込み・準備が必要だが、それだけの電池を使い光源は白色LEDであるため、明るさは十分だ。
我が家では単三のエネループにスペーサーを取り付けて使用している。
しかし・・・使い始めてから気付いた、大きな欠点が1つある。明るすぎて、ムードに欠けるのだ。白い光源は何か作業をするのには都合が良いが、そこにくつろぎのムードは無い。日が落ちて暗くなってから料理を作る時などには重宝するが、食事が完成して、ゆっくりとお酒を飲みながら・・・といった時には、この明るさは少しうるさい。
数年後に眩しさ軽減アンバーレンズのモデルも登場したが、「明るすぎる」という理由で買い換えるわけにもいかない。
そこで、思い切って塗装してみることにした。秋の夜長に、自宅のバルコニーでコイツを点けて本でも読んだら気分が良かろう。
準備するもの
- 塗装用スプレー缶
プラモデル作成を思い出しタミヤカラーを選ぼうかと思ったが、少しだけ安かったため、今回はクレオスのMrカラーをチョイス。色は・・・迷ったが、クリアーオレンジ。たぶん大丈夫。
- マスカー
塗装したくない面に貼り、保護するために使う。最近ではダイソーでも売っている。ダイソーのマスカーを使ってみよう。ちなみに、マスカ―とは、こういう物を指す。
- マスキングテープやガムテープ
マスカ―で保護できなかった部分を塞ぐ。
- 乾燥させるための場所
塗装後、そのへんに放置しておけば勝手に乾くのだが、誤って誰かが触ってしまったり、あるいはホコリが付くのを防ぐために、乾燥させるための場所もあった方がよい。
今回は、スーパーから貰ってきた(魚用)発泡スチロールがあったため、それを使う。
- 新聞紙
塗料が飛び散る可能性があるため、今回は新聞紙を敷いた。
準備ができたら、作業開始だ。
まずは、通常使用時と同じ方法で、ランタンからライト部分を切り離す。切り離したライト部分にマスキングテープを貼り、塗装したくない面を覆う。こんな感じだ。
準備は、これだけだ。缶を振り、早速スプレーを噴射する。塗装したい面が、しっとりと均一に塗装されているように見えるまで、吹き付ける。乾燥まで、約24時間放置した方が良い。とのことなので、触ってみたい感情を抑え、放置する。
24時間放置すると、このような感じになる。
右が1回塗装、左は1回塗装・24時間乾燥後、もう1回塗装したものだ。点灯するとこんな感じだ。
おわかりいただけるだろうか。光源の白色が強すぎて、1回塗装では、塗装した効果が殆どあらわれていない。2回塗装で、やっと色が変わったかな。という感じだ。もう少し暖かい光にしたい場合は、もう1回塗装しても良いのではないかと思う。
以上だ。
最後に注意点としては、
- 特にスプレー噴射は屋外での作業がオススメ。屋内で作業する場合は換気に注意。
- 風が強い日だと、霧状の塗料が飛散したりホコリが付着するので、風が無い日に作業するのが良い。
と、いったところだろうか。
気付いたら、ここ数日で一気に冷え込んでしまったのと、塗装が半分しか終わっていないため、実際に使ってみるのは、いつの日になるだろうか・・・。今から楽しみだ。
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