先日、辻堂海浜公園に行った時の話だ。
お昼になり「ご飯は何にしようか?」となったところ、子供が「おでんが食べたい。」と言う。おでんやさんが駐車場の前にあったのを見ていたらしい。ちょうどこの日は寒かったこともあり、そのおでん屋さんに行くことにした。
店に入りメニューを見ると「おでん定食」とある。以前、大阪に行った時に「お好み焼き定食」というメニューを見たことがあったが、それと同じ違和感だ。自分にとって、これまで「おでん」を米と一緒に食べるという発想が無かったからだ。
食わず嫌いはいけない。そう考えて「おでん定食」を食べるつもりで店員さんに声を掛けたのだが、どうやら妻と子も「おでん定食」を頼むつもりらしい。せっかくなので1つはサービスランチの「活きあじユッケ丼」にすることにした。
食事が出てくるまで「主食」と「副食」について調べてみることにした。Wikipediaによると、以下の定義のようだ。
主食
食事の中心となる食品。栄養素として炭水化物が豊富な作物が選ばれる。
主食のほとんどは、穀物(米・小麦・大麦・モロコシ・トウモロコシ等)または芋類(ジャガイモ・タロイモ・ヤムイモ・サツマイモ・キャッサバ等)のいずれかに分類される。その他に、各種豆類(大豆等)、果実類(プランテン、パンノキ)、サゴ等も利用される。
副食
副食または副食物とは、主食とともに食べるもののこと。
主食に対する概念が副食であり、副食はさらに主菜と副菜から構成される(さらに副副菜(副々菜)の概念を加える場合もある)。主食は一般に穀類であり、副食のうち主菜はタンパク質を中心とする料理、副菜はそれ以外の栄養素を補う。ただし、麺類の一品献立のように必ずしも主食と副食という構成ではない料理もある。
少し曖昧な部分もあるが、エネルギー効率の良い炭水化物を多く含む食べ物が主食、それ以外が副食という定義らしい。とすると、おでんは定食として米と一緒に食べることは何ら問題無いわけだ。
お好み焼き定食は・・・炭水化物+炭水化物なので、やはりバランス的には少々難あり。で間違い無いようだ。
店内には水槽があり魚たちが泳いでいる。この中から私のユッケ丼になるアジが選ばれる仕組みだ。
特に鶏などの場合に「目の前で絞められるのを見て、食欲が無くなった」といった話も聞くが、私たちは(野菜などの植物も含めて)生き物を食べているということを忘れてはいけない。子供にとって良い機会だ・・・などと思っていると、魚が捌かれるのを見ながら既に大将と談笑しているではないか。
しばらくして、活きあじユッケ丼が完成した。ひとくち食べて「生魚万歳」そう思った。
そして、おでん定食。
味は少し濃いめだろうか。全ての具に味がしみていて、こちらも旨い。温かいおでんで体も暖まる。これまでに米とおでんを一緒に食べたことは無かったが「アリだな」と思った。炭水化物祭りでは無いので、栄養バランスの観点でも問題なさそうだ。
冬のサーフィン後に、体が暖まるおでん定食は格別なのではないか。でも、日本酒も欲しいな・・・。そう思いながら店を出た。
ごちそうさまでした。
店名:ひげでん
住所:神奈川県藤沢市辻堂東海岸4丁目3-23
電話番号:0466-34-8080
営業時間:11:30~15:00、17:00~22:30
定休日:第2・第4火曜日、水曜日
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