前回からの続き。
淡路島牧場をあとにし京都に向かおうとするが、少々迷子に。すると酒蔵の看板が。何やら惹かれる名前。これも何かの縁、立ち寄らないと後悔しそうな印象。
ここは都美人酒造。きっと、旅の途中での出逢いってやつだ。これだから旅は止められない。入口の雰囲気も好き。
ゆっくりと酒蔵見学したいところだが、時間に余裕が無いのが残念。そして、ドライバーという立場上、自分は試飲を諦めるしか無いわけだが、何故かそこは (最近、試飲の経験が増えて舌が肥えてきている) もっぱら助手席のコ・ドライバーが率先して役割を引き受ける。いやいや、そこは運転を代わってくれよ・・・。
このコ・ドライバー、運転時のナビゲートはイマイチだが、どうやら試飲は得意らしい。仕込み水しか飲めないメインドライバーを脇に、次々と試飲していく。
雲乃都美人にするか、風乃都美人にするか。全く味見していない自分としては二人共連れて帰りたいところだが、泣く泣く一人を選択。しかし、酒蔵の人に聞いてみると、どうやら自宅の近所で再開が叶いそうな印象。これは良いことを聞いた。
調べてみるまで全くイメージが湧かなかったのだが、淡路島から京都までは意外と近い。2時間程度で到着するとのこと。僅かな未練?を残しつつ都美人酒造を出発し京都へ。
宿泊先に車を停めたら、電車に乗って伏見稲荷大社に移動。ここは以前から行ってみたかったところで、BUCKET LISTにも書いていたところ。BUCKET LISTは便利だな。なんてことを考えつつ到着してみると・・・。
とにかく外国人観光客の方が多いことに驚く。近年、「オーバーツーリズム」「観光公害」といった言葉を耳にすることがあるが、こんなに訪日観光客の姿が目立つ状況に立ち会ったのは初めてかもしれない。京都滞在中は、ホテル・電車・バスで本当に多くの訪日観光客の方(の、いろいろな場面)を見かけた。また、タピオカの飲み残しは無かったけど、ゴミ箱周辺のゴミも多く・・・。地元の方々は、本当に大変だろうな・・・と考える一方で、ここは本当に日本か???と思いつつ、お目当ての千本鳥居へ。
とにかく人が多いこと!
神社の荘厳さや、この伏見稲荷大社に抱いていた(若干の)怖さといった感覚を忘れてしまうような人だかり。
稲荷山の最高峰、一ノ峰もこのような状況。観光客の方が石段のあちこちに腰掛けており・・・。来る時期を少々間違えたかな?
山を下りる最中、わずか一瞬だけの、人影が入らないシャッターチャンス。自分の中の伏見稲荷大社は、こういう人影が薄いイメージ。また次のチャンスを願って。
登る前に買っておいた「おいなりさん」で空腹を満たし、本日のメインイベントへ。
つづく
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