塩ビ管とアイアンペイントで、手頃なシューズラックをDIYする話

6月に入り、妻や子供のサンダルを出すことにした。
通常の靴に加えてサンダルが出てくるものだから、玄関は大混雑だ。さらに、子供は脱いだ靴をそのまま脱ぎ散らかした状態にしておくものだから、ちょっと目を離すと、靴の脱ぎ場が無い位に散らかってしまうことも。

何か手っ取り早く片付けられる方法は無いものか。ラックがあれば、靴を積み上げる形になるので、必要とするスペースが減るはずだ。そう考え、楽天やYahooショッピング、Amazonを見たところ、商品の種類はわりと豊富で値段も手頃な物が多いのだが、ピッタリ収まるサイズの物が無い。どれも大きかったり小さかったり。

仕方が無い、作ってみよう。そう考えた。

 

材料

  • 塩ビ管
    ホームセンターで購入。重い物を載せるわけでは無いが、多少の強度はあった方が良いので、内径16mmの物をチョイスした。写真は、カットした後のもの。

    塩ビ管でDIY

  • パイプカッター
    塩ビ管を、お好みの長さにカットするために使う。最近は、ダイソーでも購入可能。
  • チーズ
    チーズと言っても、食べ物のチーズでは無い。塩ビ管同士を接続するための管をチーズと呼ぶ。(上の写真で、T字型をしているのがチーズだ。)
  • キャップ(面が丸いキャップしか売っていなかったため未購入。引き続き捜索中。)
    塩ビ管の端を塞ぐための物。
  • アイアンペイント
    ターナー社のアイアンペイント。これを塗ると、どんな物でもアイアン風になるという代物らしい。200mlの物が一般的で瓶もオシャレだが、塗るのにハマったらあちこち塗りそうなので、あえて500mlをチョイスした。

  • 塗料用の皿。なんでも良いので、ダイソーで適当な紙皿を購入。
  • スポンジ
    アイアンペイントを塗るのに、刷毛を使うのではなく、スポンジで叩くように塗った方が雰囲気が出る。ということらしいので購入。ダイソーのメラミンスポンジ。余った物は、掃除にでも使おう。

    塩ビ管でDIY

  • ゴムハンマー
    塩ビ管を正確な長さで切断しても、多少、切断面の盛り上がりができてしまうようで、チーズに差し込んだ時に寸法がズレることがある。そのような時に、ゴムハンマーで叩いて調整する。

    ゴムハンマー

 

作成手順

 

塩ビ管をカットする

簡単にで良いので、あらかじめ簡単な設計図を書いておき、長さを決めておくこと。この際、チーズの中に入る塩ビ管の長さも忘れずに確認して確保しておくこと。かなり力を入れて差し込んだところ、約2.5cm入ることを確認した。

カットの方法は、パイプカッターに塩ビ管を挟み、刃を食い込ませてから塩ビ管を回転させる。コツをつかめば長さを計ってから切り終わるまで、1カットあたり数分でできるようになる。

 

塩ビ管でDIY

 

 

部品同士を組み立てる

早速、部品同士を接続していく。

塩ビ管でDIY

 

塩ビ管でDIY

 

足となる部分など、同じ長さが求められる部分については、チーズに塩ビ管を差し込んだ時点でおおよその長さを揃えておくとよい。手で差し込んでも揃わない場合は、長い方の部品をゴムハンマーを使って叩くことで揃える。ゴムハンマーであれば、直接塩ビ管を叩いても割れてしまうことは無いが、心配なら新聞紙やタオル越しに叩くと良いだろう。

 

塩ビ管でDIY

 

塩ビ管でDIY

 

塩ビ管でDIY

 

もう既にそれらしくなっている。
今回は、2段組みで作ってみた。設置予定場所の都合上、下の段の高さに余裕を持たせているが、そんなわがままもDIYなら自由だ。ちなみに、今回は塩ビ管用の接着剤は使用しない。それほど重い物を載せるわけでは無いので、接着の必要は無いし、後で手直ししたくなったり、解体して保管しておくこともできるからだ。ここでも若干の歪みが気になるようであれば、やはりゴムハンマーで微調整する。

 

色を塗る

つなげただけでは、そのまんま塩ビ管だ。おしゃれも何も無い。少しペイントしよう。


塩ビ管でDIY

 

まず、アイアンペイントを使う前に、容器を良く振ること。これは、塗料の成分が分解して、容器の底の方に沈殿している可能性があるから。もちろん、開けた後に、棒などを使って良く混ぜるのでも構わない。

よく混ぜたら、アイアンペイントを皿に出し、スポンジを使ってポンポンと叩くように塗っていくのが良いらしい。

かなり粘度が高くムラになり易いが、それが味だと思って気にせず塗っていく。

 

続く・・・

 

 

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