金鳥の夏、日本の夏 2019年8月 京都旅行記2

前回からの続き。

 

 

伏見稲荷大社を出発し、本日のメインイベントへ。伏見稲荷駅から京阪本線に乗って出町柳駅へ。

 

 

駅周辺は落ち着いた雰囲気があり、時間があればゆっくり散策して行きたいところだが、それほどの余裕も無いのが残念なところ。そして駅前は大混雑。なぜなら今日は8月16日、五山の送り火がおこなわれる日だからだ。

 

 

 

賀茂大橋を渡り、(あらかじめ調べておいた)見物ポイントの1つである賀茂川堤(西側)に行こうとするも、既に大混雑。この時、既に19時20分ごろ。もう少し早く来るべきだったか。こういう場所取りは、経験がものを言う。既にこの場所では、家族全員の座る場所を確保できたとしても、食料やアルコールを買って戻ってくるのは、かなり厄介だ。

 

 

警備員の方に「大」の字が見える東山如意ヶ嶽の方向と場所を確認したら、スマホを片手に自分の居場所を確認しながら移動することに。南方向にスーパーマーケットのライフがあるようだ。ここで食料とアルコールを買って、周辺で観ることにしよう。

 

 

さすが首都圏・近畿圏に展開している中規模スーパーだ。商品の種類・品数は充分だし、店舗が大きすぎないから買い物に時間がかかりすぎることも無い。無事食料とアルコールを調達し店舗外へ。ここは東一条通りというのか。もう少し南へ行くと近衛通りという道路もある。さすが京都、道路の名前にも歴史を感じさせますな。などと思いつつ東方向を眺めると、東山如意ヶ嶽がよく見えそうだ。あまり時間も残されていないし、ここで観ることにする。

 

 

店舗の前を避けるため、少しだけ東側に場所を移動して暫く待っていると・・・

五山の送り火

 

五山の送り火

 

五山の送り火

 

 

あぁ、これは風流だ。「京都の人は、これで夏の終わりを感じる」と聞いたことがあるが、きっとそうなのだろう。

 

 

それにしても、五山の送り火と聞くと小さいころから「金鳥の夏、日本の夏」のCMを思い出してしまうのは何故だろう。金鳥の方は、仕掛け花火なので完全に別物なのに。子供の頃に刷り込まれた記憶とは不思議なものだ。と思いつつ、ホテルへ戻る。

 

 

翌朝。
帰るまで500kmということを考えると、まだ少しだけ余裕があるな。とのことで、銀閣寺(正確には慈照寺銀閣。)と三千院、おまけに道の駅 びわ湖大橋 米プラザに立ち寄ってから帰宅。

 

今年の夏季休暇は無事終わったのであった。

 

おしまい。
あー、旅に出たい。

 

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